第3172回 日本を楽しむ(雅楽)(zoom併用)

日本を楽しむ(雅楽) (zoom併用)

2月28日（水）本年度第30回（通算317回）12時３０分～
釧路プリンスホテル＋WEB
担当：理事会・プログラム委員会

お客様と来訪ロータリア

講師　演奏家　中村　仁美様

出席報告【会員総数7７名免除1名出席計算に用いた会員数77名】

本日の出席率

会場出席者　31名
メーキャップ　6名

WEB出席者　2名
HP閲覧　8名
出席率　 61．0％

ニコニコ献金　　　（本日14,000円　　　本年度累計739，000円）

・本日、講師の中村様よろしくお願い致します。担当の本間副委員長よろしくお願いします

　～菊池　美恵子さん、佐久間　泰弘君、石森　將敬君、小野寺　英夫君、迫田　武君、篠原　恒也君、松下　貴志君

会長挨拶

皆様こんにちは。2月第4例会にご参加ご出席いただきましてありがとうございます。つい先日は今年の夏の暑さはいかほどのものになるかと心配するほどの暖かい冬日和となっていましたが一昨日は一転して大雪。ということで寒暖の差で体調を崩さぬように皆様ご留意くださいますようお願い申し上げます。

さて、先週は報道写真家の長倉洋海氏に「平和の構築にはまず〚人へのリスペクト〛これなくしては永遠に憎悪の応酬の繰り返しとなり平和は訪れることはない」　とのお話をいただきました。この指摘は私たちの小さなコミュニティにもいえることです。クラブが掲げる四つのテストの問いかけは　まず初めに〚人へのリスペクト〛が根幹になくてはならないでしょう。DEIを考える時、親睦、友情、公平であるかを考える時。

　長倉氏の目は今、紛争地から子どもへ、こどもから自然環境、そして地球へ向けられているようです。年を重ねて地球そのものが愛おしく目が離せなくなっているそうです。今ごろはブラジルに飛び立っている頃でしょうか。彼の作品を通して地球を共に愛しんでいきたいと思います。

　さて本日は日本を楽しむ―雅楽―に触れていきたいと思います。

お正月にテレビで雅楽の演奏が放映されるのを皆様ごらんになることがあるかとおもいますが、年に二度ほど皇居にある音楽堂で　応募すると宮内庁式部職楽部の生の演奏と舞楽を見る機会もございます。その時は皇族の方もご臨席されることが多々あります。応募して皇居の桜を見ながら雅楽を聞くのも一興かと思います。

さて、雅楽の楽器の一つ、篳篥の音色を聞くと東儀秀樹さんを思い起こす方もいらっしゃるかと思います。後ほど詳しいご紹介をいただきますが中村仁美さんは東京藝術大学大学院を卒業され日本国内のみならず欧米をはじめ様々な国で演奏活動をされていらっしゃいまして、２００６年からは毎年ニューヨークのコロンビア大学で指導と演奏会を開催されていらっしゃいます。

国内の大学でも講師を務められていますが今、篳篥の「した」（リード）が地球環境の影響もあって窮地にたっている状況に危機感を持って、再生への道を探っていらっしゃるところでもあります。

今年の辰年には関係ないようですが辰を喜ぶと書いて「かしん」という歌をご紹介頂き皆様と万歳千秋を歌い上げるご準備もしてくださっております。

　１２００年以上の歴史を持ち、日本の古典音楽として外国でも高く評価されている平安の音調をご自身でなぞり歌う体験と共にひと時をお楽しみください。

　それでは今日一日よろしくお願いいたします。