ロータリーの理念

ロータリー創始者
ポール・P・ハリス(1868.4.19〜1947.1.27)

日本のロータリー創始者
米山 梅吉(1868.2.4〜1946.4.28)

ロータリーの目的

ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。

  1. 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
  2. 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものとすること。
  3. ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。
  4. 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

四つのテスト THE FOUR-WAY TEST

言行はこれに照らしてから Of the things we think, say of do
Ⅰ 真実か どうか Is it FAIR to all concerned ?
Ⅱ みんなに公平か Is it the TRUTH ?
Ⅲ 好意と友情を深めるか Will it build GOOD WILL and BETTER FRIENDSHIP ?
Ⅳ みんなのためになるかどうか Will it be BENEFICIAL to all concerned ?

※1932年にロータリアンのハーバートJ.テーラーによって創作され、1934年にRIにより採用された。

ロータリーの標語 ROTARY MOTTOES

「超我の奉仕」 Service Above Self
「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」 One profit Most who serves best

※2010年規定審議会で、They profitがOne profitに変更修正された。

職 業 宣 言

事業または専門職務に携わるロータリアンとして、私は以下の要請に応えんとするものである。

  1. 職業奉仕の1つの機会なりと心に銘せよ。
  2. 職業の倫理的規範、国の法律、地域社会の道徳規準に対し、名実ともに忠実であれ。
  3. 職業の品位を保ち、自ら選んだ職業において、最高度の倫理基準を推進すべく全力を尽くせ。
  4. 雇主、従業員、同僚、同業者、顧客、公衆、その他事業または専門職務上関係をもつすべての人々に対し、ひとしく公正なるべし。
  5. 社会に有用なすべての業務に対し、当然それに伴う名誉と敬意を表すべきことを知れ。
  6. 自己の職業上の手腕を捧げて、青少年に機会を開き、他人からの格別の要請にも応え、地域社会の生活の質を高めよ。
  7. 広告に際し、また自己の事業または専門職務に関して、これを世に問うにあたっては、正直専一なるべし。
  8. 事業または専門職務上の関係において、普通には得られない便宜ないし特典を、同僚ロータリアンに求めず、また与うることなかれ。

※1989年規定審議会で採択された。