「のっく!のっく。のっく。」 ~ For Wellbeing ~
2023-2024年度 釧路北ロータリークラブ会長
菊池 美恵子
2023-24年度ゴールドR・マッキナリーRI会長が掲げられた今年度RIのテーマは『世界に希望を生み出そう』、RI第2500地区鶴見誠一郎ガバナーが掲げられた今年度の地区スローガンは『今こそ変わる勇気を!さぁ、一歩前へ』です。そして今年度の釧路北ロータリークラブは『のっく!のっく。のっく。』~ For Wellbeing~をクラブスローガンとして掲げさせていただきました。
ゴールドR・マッキナリーRI会長は「希望」を取り戻したいと願っています。変化に対してはオープンで、前向きであれ、と。「世界平和とメンタルヘルスに重きを置き、互いに地域社会を支え、助けを求めることに対する社会的偏見をなくし、自分自身の中で平和を築くこと」この目標に近づくことが出来たとき、希望ある世界が実現すると語っておられます。「ロータリーは生きる価値ある未来の土台を築いている」と。
ポール・ハリス氏がロータリーを創設した最大の理由は何だったか覚えていますか?見知らぬ街の人と「つながる」ことだったそうです。そう、ロータリーの礎は「人とのつながり」なのです。人との「縁」が土台を築き、「希望」へとつながっていくのです。
RI第2500地区鶴見誠一郎ガバナーは「慣例に従うことは容易だが衰退の一途を辿る。勇気をもって新たなことに挑戦すること」を希望しています。そして何よりもDEIを推進し、ロータリーの魅力を広く伝えることを希望しています。DEIはロータリアンの、世界の人々の心の支えであり「希望」への指針なのです。
私のクラブスローガンの『のっく!のっく。のっく。』は、心の扉を叩く音です。そして「For Wellbeing」は満足するために、満たされるために。互いに理解し合い満たされた中で得る最大のものは、「寛容」と「優しさ」です。「優しさ」から広がるものは無限です。この『のっく!のっく。のっく。』のムーブメントは小さなクラブの中だけでなく、日本に、世界に広がります。初めての『のっく』は勇気を伴うものですが、「希望」は勇気の中にあります。目に見えないロータリーの輪が今年度RI会長の愛する世界の色(※注1)に染まり、重なり、広がっていく情景を想像してみてください。自然と頬が緩むでしょう。
『のっく!のっく。のっく。』
私たちは世界を見据えなければなりません。ですがその前に。「のっく!」これは日本の扉をたたく音です。
私たち日本人ロータリアンは日本を知り楽しむことを知っていなければなりません。自国を知らない、自分たちの文化を届けられない民族は尊敬に値しないと世界に思われるからです。「持続可能な良い変化を生む」には土台が必要でしょう。文化という土台。自国を知り楽しむことから築かれる持続可能な生きる価値ある未来の土台づくりを地域や青少年とともにつくりあげることは、地域を支え「希望」を生み出します。その一翼をロータリーが担うのです。これはロータリーにとっても地域にとっても大きな喜びとなります。土台づくりで「一歩前へ」進んで参りましょう。小さなタネから大きな「縁」を育みロータリーの輪を広げましょう。
2023-24年度釧路北ロータリークラブは65周年を迎えます。そして、RI第2500地区のガバナー補佐として、釧路北ロータリークラブから佐渡正幸会員が選出されています。私たち釧路北ロータリークラブの会員は、奉仕の基本理念を胸に一層一丸となって、地区およびクラブ発展のため、また「世界に希望を生み出す」ために、ともに奉仕し歩んで参ります。
会員の皆様、そして、会員御家族の皆様、一年間よろしくお願いいたします。
注1)RI会長が長年愛し収集しているアーティスト ジョン・ロウリー・モリソン氏の作品によく用いられる色。ロータリアンが注力すべき「希望」を反映し、ロータリーのネクタイ・スカーフにも使用されている。
具体的重点目標
1.公共イメージと認知度の向上・推進
- 65周年を祝う記念講演
- 地域活性化、地域貢献奉仕活動、地区補助金を活用した青少年事業
会員増強
クラブの活性化や将来のクラブ設計を考えても、会員の拡大・維持は重要課題である。入会しやすいクラブ運営と、充実したロータリー活動により、退会者0名・純増6名を目指す。
2.クラブ会員のスキルアップ
- 異業職種の理解
- 日本を知る、楽しむ例会プログラム
3.出席率向上、会員増強維持
- 会員数純増3名を目指す
- メンターと新入会員との関係性強化