会長方針 / 2022-2023(中島谷)年度

『品格と友情』~ロータリアンとしての価値の【想像】~

2022-2023年度 釧路北ロータリークラブ会長
中島谷 友一朗

今年度、歴史と伝統のある釧路北ロータリークラブ第65代会長を務めるにあたり、2010年入会以来多くの諸先輩の皆様、会員の皆様に支えられて今があることに感謝しますとともに改めて身の引き締まる思いです。

今年度RIジェニファーE.ジョーンズ会長は『イマジン ロータリー』をテーマに「想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を」と説いています。

RI第2500地区久木佐和子ガバナーは『ともに紡ごう!ロータリーの未来へ』をテーマに「大きな夢を描き次代へ紡いでいく」と述べられました。女性初のRI会長、地区ガバナーのテーマは柔らかい中にもロータリアンを牽引していく強い覚悟が読み取れます。

釧路北ロータリークラブはここ数年の会員増強の成果で年齢的にも若い会員が増えました。出席率も高くアクティブに活動をされています。入会歴の浅い会員の皆様が5年・10年後にクラブを担っていく中核として活躍する姿を【想像】しながら「ロータリークラブ」とは、「ロータリアン」とはを理解していただく機会を増やします。

クラブで活動が出来るのは、会社の理解、家族の理解・協力が不可欠と考えます。会員間交流の場が増えて会員家族皆が笑顔で集う機会を【想像】しながら活動をしていきます。

イマジン【想像】、、、未来を思い描くことばかりに執着してしまっては釧路北ロータリークラブの歴史を積み重ねてこられた先輩諸氏に対し申し訳なく思います。今の自分が普通に生活をし、普通にロータリークラブで活動できているのも戦時、終戦直後から歯を食いしばって生きてこられた先達のおかげであることを決して忘れてはいけません。自分の今に感謝の気持ちを持ち続け活動をしなくてはと強く思っています。

入会歴での上下関係も確かに大切ですが、年齢での上下関係のほうが大切です。年上の方を敬い、積極的に交流をはかりロータリアンとしても「人として」も成長していくことがクラブの活性化、発展につながるものと確信しています。 過去の楽しかったことより辛かったことを【想像】してください。そこで味わった悔しい気持ちを忘れずに持ち続け、同じような機会にやさしくアドバイスができる自分でありたいですし、会員皆さんもそうであってほしいと願います。そこでアドバイスを受けた会員はポジティブな【想像】をしてベストを尽くすよう活動してください。小さな出来事(歴史)の連鎖こそが活力に満ちたクラブに昇華していくと確信します。

【想像】してください。心から敬い、心から慕い、一年一年やり遂げた達成感に満ち溢れ友情の輪が広がり続けることを。

【想像】してください。理事・役員・委員長が自分だったら、またはその立場だった過去を。心から激励をして、激励をされた側は感謝の気持ちを忘れずに絆を強固なものにしていきましょう。

来年度迎える創立65周年も友情の輪を持ちながら準備にも取り掛かります。【想像】してください。規律の中にも笑顔あふれる創立65周年を。

会長としての自覚を持ち続け、理事・役員の皆様とベストな運営が出来るよう邁進していきます。会員皆さんは釧路北ロータリークラブのフィールドで、会員であることに謙虚にも誇りを持ちながらベストを尽くしてほしいと願います。一年間お世話になります。

具体的重点目標

アカデミー研修の充実

クラブの将来を担うメンバー育成のため、例会の他に家庭集会・アカデミー研修塾などを開催し、ロータリー活動の世界・社会・地域に対する重要性と、ロータリアンとしての人間力の形成に繋がることを理解してもらう。

会員増強

クラブの活性化や将来のクラブ設計を考えても、会員の拡大・維持は重要課題である。入会しやすいクラブ運営と、充実したロータリー活動により、退会者0名・純増6名を目指す。

ロータリー財団・米山奨学会の理解と協力

ロータリー財団・米山奨学会への理解を深めることはもちろん、坂本新世代育成基金やロータリー財団認証ポイントなども理解をした中で協力を願う。

釧路北ローターアクトクラブへの協力

会員増強だけではなく例会・事業にも積極的に参加をして、ローターアクターとの交流を通じ、今ある課題を共有しながら解決策を模索する。

釧路ノースサテライトクラブとの連携

RIに認証された「釧路ノースサテライトクラブ」との連携を密に取りながら、奉仕事業に積極的に参加をして交流を図る。

出向役員への支援・協力

クラブを代表して地区へ出向されている会員への支援・協力をする。
10月8日(土)~9日(日)開催の地区大会(旭川)へ50名以上の参加。